orSlow Reverse Weave

オアスロウ/orSlow

こんばんは。

本日は
オアスロウの2021FWシーズナルから
最高のスウェットが届きましたので
ご紹介致します。

 


orSlow オアスロウ
リバースウィーブ スウェット
REVERSE WEAVE SUPER HEAVY WEIGHT
CREW NECK SWEAT SHIRT UNISEX
MADE IN JAPAN
(03-0030-62)
27,500円(税込)

フェブで、リバースウィーブと言えば
わたくしということで、Dです。

今回ちょっと説明多めなので
興味がある方は読み物として読んで下さい。
興味がない方は
写真をバーっと見ていただくだけでも
良さは、十分伝わるかと思います。

さて、巷で高騰している
チャンピオンのリバースウィーブ。
70年代、80年代だけでなく
90年代までガンガン値段が上がっています。

 

──リバースウィーブとは

チャンピオンが開発した
縦縮みを軽減した
画期的な製造方法を用いたスウェットの事です。
そのデザイン、フォルムなども含め
アスレチックウェアブランドとしての地位を
確実なものにした不朽の定番です。

70年代、80年代には
アメリカの様々なカレッジで
学校名や、チーム名等をプリントした
スウェットが作られ
それが今人気のヴィンテージになっている
という現状ですね。

何が画期的だったかと言うと
ズバリ「身頃の生地を横に取った」所。
生地の性質上、縦に縮んでしまうスウェットを
横使いにしました。
そうする事で、縦の縮みを軽減し
横に流した訳です。
代わりに、身頃のサイドには
伸縮性のあるフライス(リブ)を用いて
縮んでも着られるようにして
着脱の際の横への伸縮を助ける形にしています。
必然的にスソのリブにたっぷりとたまる生地。

また、防寒着としての役割もあったため
上からガバっと羽織れるように
袖ぐりもかなり広めに設定されています。

肩の上の部分に線がなく
前から後ろまで一枚生地を使っているのも特徴です。
平置きにして、上から見ると
首の所が丸く空いている状態。

今の技術でも作れない事はない筈なのに
意外とこの辺りをちゃんと作っている所は少ない。
生地幅が、とかって事になってしまうのです。

 

──オアスロウが作ったリバースウィーブ

オアスロウはこの辺りを
全て完璧(と言って良いと思います!)に
こなしてくれています。
ディティールや、縫製も完璧。
生地を横に取り
肩の縫製もない。
上から見るとぽっかり空いているようなネック。
袖、スソのリブも効いていて
リブに生地がたまる感じもとても良い。

そして、袖ぐりがとても広い。
袖先にかけて三角形になるようにすぼまっていく
これぞアメリカ!という袖です。

サイズはオアスロウの他のカットソー類に比べると
少し大き目。
ワンサイズ位大き目です。

ガバっと羽織れるこれ位がリバースウィーブです。

 

──そして生地

 

生地はコットン100%です。
リバースウィーブがコットン100だったのは
70年代初期まで。
60年代後半、アメリカでは消防法によって
コットン100の裏起毛スウェットの販売が禁止されました。
タタキタグとか言われる時代ですね。

なので、70年代頃からリバースウィーブは
ポリ混のスウェットに移行していきます。

オアスロウが作ったこの生地をよく見てみると
表面にうっすら毛羽立ちがあるのです。
触ってみると少しザラザラした感じがある。

ヘビーでガシガシで
そしてドライな質感。
裏はうっすら起毛している。
裏面の微起毛の部分もコットンなので
肌触りがとても良いです。

化繊では成しえないこの素材感。
着た時に分かる重厚感とカタさ。
これが求めていた、リバースです。

恐らくオアスロウが作りたかったのは
80年代以降のあのカタいリバースだと思うのです。
それをコットン100で作りたかったのかなと。
実際にはお上からの指示で作れなかったものを
作って見たかったりしたのかな、と思うと
浪漫があるな、と思うのです。

あと、
個人的にはこのフライスが素晴らしいと思います。

 

──フライスがとてもカタい

様々なブランドが作っているリバースウィーブは
このフライスが結構柔らかいものが多い。
そこに納得いかなくて
現行のリバースはあまり触手が伸びない。

もちろん伸縮性のある素材でありますので
柔らかいのは当然なのですが
実際の古着のリバースウィーブは
このフライスがほぼ機能してなくて
伸びきって、しかもカタい、分厚い。
こういうのって実は作るとなると難しいのだと思います。

現行のチャンピオンにも
その他のブランドにも感じていた
この辺りの違和感を
オアスロウはちゃんとやってくれました。

なんと素晴らしいのか!

言う事、無し!

 

 


プリントはもちろん染みこみで、3パターン。

ボディの完成度が高すぎるので
染みこみのプリントも
スッと馴染みます。

 

──これなら、新品でリバースウィーブを買う意味がある

ちょっと驚いたリバースウィーブでした。
色々な復刻リバースウィーブを見てきましたが
過去イチ、ダントツです。
納得しました。

本当にオススメします!
是非です。

 


orSlow オアスロウ
リバースウィーブ スウェット
REVERSE WEAVE SUPER HEAVY WEIGHT
CREW NECK SWEAT SHIRT UNISEX
MADE IN JAPAN
(03-0030-62)
27,500円(税込)

 

追伸

展示会でオアスロウの方が
値段少し高くなっちゃいました、
とおっしゃられていたそうですが
全然そんな事ないです!

むしろとても良いバランス。
値段とクオリティのバランスの良さが
オアスロウが世界で売れている理由であります。

このクオリティなら納得、むしろ満足です。

まだまだ面白いです。
楽しみです。

では。

 

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