新規取扱ブランド 『GINO RAIMONDI』 8/21(月)販売開始。

ジーノライモンディ/GINO RAIMONDI

 

こんにちは。
アンドフェブのニシヤマです。

 

本日は新規取扱いブランドについて。

 

 

前々から常連さんにはお伝えしていたとは思いますが
アンドフェブ、”革靴”をやります。

実はあまりやってこなかった革靴(最近だとSANDERSとデッドストック軍モノくらい)
まぁそれには色々と訳があるのですが
詳細は下記のオーナーBLOGにてご覧いただければと思います。

ジーノライモンディ 取扱スタート!

 

オーナー直々に筆を執り、始めるに至った経緯、想いを綴ってくださいました。
アンドフェブチーム、本気です。

 

 

 

 

 

さて、ストーリーはオーナーが説明してくれたので
私のブログでは商品説明という形でお送りします。

 

まだまだ若輩者ではありますが、革靴が大好きな自分。
国内外問わず色々履いてきました。
その経験も含めて、この革靴についてご紹介できればと思います。

 

 

 

ジーノライモンディ GINO RAIMONDI
デッドストック ベビーカーフ ハンドソーン Uチップ シューズ
DEADSTOCK BABY CALF U-TIP LEATHER SHOES
(GINO-U-23SS)

\89,000+tax

 

ご紹介遅れましたが
「ジーノライモンディ/GINO RAIMONDI」というイタリアのブランド。

イタリアのブランドですが、日本人の方が生産を管理されています。(イタリア在中)

 

オーラのある風格、存在感
一目見ただけで素晴らしい靴だと分かるかとは思いますが
特筆すべきポイントがいくつかあるので順を追って説明を。
(長くなるかもしれませんが、最後まで読んでね。(笑))

 

 

 

 

 

 

①デッドストックベビーカーフ

 

 

 

まずはアッパーに使用されているレザーについて。

 

イタリアの名門タンナー・インカス社の
約20年前のデッドストックベビーカーフを使用しています。

 

属性てんこもりで「?」と混乱しちゃいますよね。
大丈夫、自分も最初はそんな感じでした。
ゆっくり説明していきますよ。

 

 

まず”デッドストック”という点について

 

今でこそ「食肉用の動物から出た副産物としての革しか販売できない」という決まりがあるようですが、当時は少し異なっていたそう。
“革”の為に育てられていた仔牛たちがいたんですね。
現在は食肉用のいわば残り。肉がメイン!
なので仔牛の段階でより沢山のお肉がとれるように、短期間で体が大きくなるよう育てられています。それによりベビーカーフの品質が落ちてしまうというわけです、、。

古い革は質が良い。そう言われているのにはこういった要因があるんですね。

 

歴史を知ると非常に面白いですが
実際に触ってみるとより面白い。

 

まず非常に柔らかく、馴染みが良いです。
着用してすぐに足にフィットする感覚を味わえるかと思います。
※柔らかさ故、すぐに皺が入ります。ご試着時はお気をつけください。

そして光沢。
極めてキメ細やかな素材の為、コードバンに負けず劣らずの光沢を放ちます。
磨き前にここまで輝く革はあまり見たことがありません、、。

 

ベビーカーフと銘打っておきながら、実は基準を満たしてない。みたいな革も多い中
正真正銘のベビーカーフ。
まさにスペシャルなレザーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

②ハンドソーンウェルト製法

 

先ほど説明した通り
正真正銘のベビーカーフを使用している為
製法には”ハンドソーンウェルト製法”を採用しています。

革靴好きにはたまらない響きです。

 

なぜハンドソーンかというのも
ベビーカーフが良くも悪くも繊細な革なのが理由。
あまり機械生産には向いていないらしいです。

手間もお金もかかりますが
全てはベビーカーフの良さを最大限に生かすため。
見た目だけのハリボテではなく、内部にまで拘りを感じることができます。

 

 

 

 

キレイなつまみモカ縫い。
ちなみにこれも手縫いです。
ずっと見ていられるくらい、惚れ惚れするほどの精密さです。
職人の腕が光りますね。

 

 

 

 

 

※アッパーにキズが付かないよう、布を敷いています。

そしてアウトソールにはPietro Presotというタンナーのモノを使用。
日本では高級アウトソールといえばレンデンバッハですが、硬い為ハンドソーンの良さを消してしまうのではないか、もっといいモノはないかという事でこちらのタンナーのモノを使用しています。

耐久性の面でもレンデンバッハに負けず劣らずですので、永く履いて頂けますね。

裏の仕上げも素晴らしく、どんな細かいところにまで拘りを詰め込む。モノ作りに対する熱量を感じます。全て説明するとしたら小説のようになるかもしれないですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③価格

 

さあここまで
モノ作りの拘りポイントをお伝えしてきましたが

なんといっても驚きなのは価格。

\89,000+tax

です。
税込みでも10万切ります。

 

価格高騰が嘆かれる革靴界の中
このクオリティでこの価格ははっきり言って破格です。

 

 

 

 

都内の取り扱いはアンドフェブだけ。他じゃ買えません。
こういったアイテムを取り扱えるのがセレクトショップで働く上で一番楽しい瞬間だなぁと。

 

 

 

ただ職人が手作業で作っている為、毎シーズンごく少量の生産。
数足だけの販売です。10足も無いです。

 

明日、8/21(月)から販売STARTですが
出来るだけゆっくり、丁寧に説明させていただければと思いますので
平日、特に夜頃
ご来店いただけると幸いです。

ご希望の方は店頭にてお声かけください。

 

 

 

またオンラインでの販売は
在庫が残り次第、順次お出ししたいと考えております。
(店頭にて完売の場合は掲載無し)

 

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

 

それでは。

 

 

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