ありがとうございました。D

日々の出来事

本日をもってアンドフェブを退社します。

立ち上げからかれこれ15年ちょっと。
長いようで、短いようで。

トラブルだとか
間に挟まれたりだなんだで
嫌な事は沢山ありました。
仕事量多いし仕事が遅いから、夜も遅いし
歳をとるごとに体力使うのもきつくなるし
今考えると胃がキリキリする日の方が多かったような気もしますし。
そうでもないか。

まぁ、きれいごとではどうにもならないのが社会ですので
抱えているものは
業界が違っても大概みんな一緒なのかなと思っています。

嫌な事があっても
ここまで続けられたのは
服が好きである事と
得られるものが膨大であったからだと思っています。

お客様や
メーカー、代理店の方
時にスタッフから聞く
業界の話
糸の話
生地の話
縫製の話
工場の話
パターンの話
デザインの話
新しいブランドの話
古着の話
アニメや漫画の話
映画の話
知らない世界の仕組みの話
お金の話
出張先で美味しいご飯を食べている話
くだらない冗談や
スケベな話
下世話なゴシップなどなど
全てが自分の一部になっています。

ちょっとそこらのアパレルをかじった人よりも
知識ばっかりはあるはずだと。
前職も含めてほぼ20年
こつこつと積み重ねてこられたのと同じように
ここからまだ先20年以上
なんでも積み重ねられると思っています。

やればなんでもできるという
根拠のない自信だけはあるのです。

家族も居るし
ローンもあるし
ちょっとのんびりするかー
なんて悠長なことは言っていられないのが僕の現状でして
ひとまず、歯食いしばってなんでも頑張ります。

でもきっと、これからも
プリントTが好きだし
帽子は被るし
VANSを履くし
夏はサンダルだし
ズボンは太いだろうし
ヤフオクのウォッチリストは日に日に増えてくし
変な古着屋も行くだろうし。

相変わらず日常を続けているはずです。
何も知らせがない事が
良い知らせだと思って下さい。
インスタは今まで以上に気ままに更新します。

「人がこの場所を去る時は
どうやらゾンビのお出ましさ」

自分がいなくなっても
その屍を超えて
「何度でも行かなくちゃ」
という事です。

 

引き続きこれからのアンドフェブを
ヌクイ君と
にっしーをどうぞ
よろしくお願いします。

長い間ありがとうございました。

ではでは。
またどこかでー。

土居