意外と知らないカシミヤの話。

ヘリル/HERILL

 

こんにちは、黒田です。

 

明日は「木枯らし1号」の可能性があるみたいですね。

自分は何のことかよく分かりませんが。。

 

そんな木枯らしに備えて本日はとっておきの1着。
本当の服好きが唸る1着を改めてご紹介します。

 

よく冬に高級なコートやニットに使われる素材として
“カシミヤ”と呼ばれるものがありますがカシミヤとは何の動物の毛かご存じでしょうか。

 

カシミヤとは”カシミヤ山羊(ヤギ)”の毛の事を指します。

一般的にカシミヤは寒い冬が終わった頃に防寒用の産毛が肌から
分離したところを熊手で掻きとります。

 

この動画の2:20から採取の様子が見られます。

1年に1回しか採取する事が出来ず
且つ、1頭から採取できる量は120g(ウールは4000g)ということもあり
希少な素材となってます。「繊維の宝石」とも呼ばれてますね。

 

ちなみにカシミヤにも1万円前後から何十万とするものもありますが
実はカシミヤにも1~9までの等級があります。

1等級が最高品質のもの。

「繊維の細さ」、「繊維の長さ」、「不純物の混率」によって
等級の基準があります。

ただこちらは品質表示タグに書かれていないので
目視ではなかなか分からないと思います笑

 

前置きが長くなりましたが
今回はそんな繊維の宝石であるカシミヤ100%のコートを紹介します。

 

 

 

 

 

 

HERILL CASHMERE HEAVY MELTON DUFFLE COAT \280,000yen+tax

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年秋冬スタートの新ブランドヘリル(HERILL)より、
カシミヤ100%のヘビーメルトンを使用したダッフルコートです。

メルトン加工の最後の工程である、毛羽を刈る作業をせずに、ギュッと押さえつける事で毛羽を抑えています。刈る作業をしない事で、カシミヤ本来の風合いを残し、生の色、風合いを余すことなく体感できるよう仕上げています。

 

生地は、カタいけれど軽い。芯があるけれど柔らかい。

 

デザインは、恐らく40年代イギリスのロイヤルネイビーで採用されていたダッフルコートがベースですかと思います。

代表的なディティールである、前立てはトグルで、木製。ヨークが付いていて、腰には大きなパッチタイプのポケット。裏地が付いていないのも本来のダッフルコートの姿ですね。カシミヤの素材感を肌で感じる事もできます。昔のダッフルをイメージしてこのサイズ感というのがまた素晴らしい所です。

このコートは、なるべく多くの人にというよりも、本当にわかる少数の人に届けばいいなぁと思っています。この素晴らしさを共感できる方、末永くご愛用していただける方に届いて欲しいです。

 

ファッション好きではなく洋服好きな皆様。
お待ちしております。

 

 

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