こんにちは。
アンドフェブのニシヤマです。
大人気、ワーカーズの10月デリバリーも本日届きました。
予約分の発送準備だけで結構時間を消費(笑)
やっぱり今年も人気ですね。
既に予約完売でサイズ欠けしているものもございますので
気になっている方は是非お早めに!
ワーカーズ WORKERS L-2フライトジャケット L-2 Mod Series (2410-L-2)
税込55,000円
久しぶりにL-2 シリーズ。
変更点は色とリブのテンション。表地の66 ナイロン、前回はシルバー系だったのをオリーブ系。さらにL-2A をモデル にエアフォースブルーもラインナップ。サンプルはグリーンリブを作ってみましたが、ネイビーリブもあります。
もう1点、変更がウェストの絞り具合。 ボディの脇線のすぼまり具合をゆるく、ウェスト絞りを少しゆるく。腰リブをそれに合わせて少しテンションをゆるくする。本当にちょっとの違いですが、ウェストのぎゅんっとしまった感じがゆるくなりました。 着丈は変更していませんがリブがゆるくなった分、背中の丸みが少なくなり採寸すると1センチ程度伸びています。
裏地はコットン/レーヨンサテン。L-2B のオリジナルはウール/レーヨンですが、ウール混は着る時期を選ぶ。 そこで、コットンレーヨンサテンに変更。 リブもオリジナルはウールのところコットンに変更。このリブ、既製品は無いので別注で編みます。いや、あるにはあるのですが、「MA-1セット!」みたいな感じで化繊がメインだったり。わざわざ「綿で、袖口は縫い目のない輪っか編みで」とかいうと、作らないと無いのです。でも、そんなときも大丈夫。日本中、探したWORKERSはちゃんと仕入れ先さんがあります。 (この仕入れの旅が大変だった話は展示会ででもまた聞いてください。超対応の悪いニット屋さんに塩対応された後、今回のリブを作ってもらう天使のような業者さんと運命の出会いをした話です。)
特に袖口の輪編みのリブがポイント。縫い目の無い、輪っか状に編む袖口リブは専用の靴下編みのような小さい丸編み機で無いと編めないもの。昔は、大量に作るから 当たり前に作れたパーツも今、少量で作ろうとすると機械を探すところからなので手間がかかるのです。 オリジナルでウールを使う部分、裏地とリブをすべてコットンに変えているので扱いが楽。虫食いや縮みを気にしなくてよい。 気軽に着られるブルゾンを目指して作りました。
Sage-Green
AirforceBlue-Green
AirforceBlue
ワーカーズ WORKERS M65 トラウザー カーゴパンツ M65 Trousers (2410-M65-TROUSERS)
税込26,400円
久しぶり、かつもしかしたら最後かもしれない6 ポケット。とにかく手間のかかるパンツなので工場さんも本当に作りたがらないのです!
縫い方としてはチノパンと似ています。そこに追加して ・脇のカーゴポケット+ フラップ・フロントのフラップ ・後ろのフラップ ・ベルトの調整金具 ・裾の紐+ 穴 ・膝のタックと仕様が増える。 さらに縫う順番も普通と違い、パンツの左右それぞれ ・前を作る(ポケットのフラップはつけない)→ 後ろを作る→ 脇を縫う→ カーゴポケット+フラップ+ 前身頃のフラップをつける。 この脇ポケットや前身頃フラップをつける段階では、前・ 後ろのポケットは出来上がっています。ということは、つける部分の裏側、見えない部分に袋布がある。それを跳ね上げて、かわしながら脇ポケットやフラップをつけなくてはいけません。 「なんだ、どかすだけだろう」と思われるかもしれ ませんが、これが結構難しい。 当然、ポケットが増える分、使う生地も増えるのがさらに値段が上がる理由。
パターンはコントラクトNoに67 と入った個体を解体してそのままトレース。 素材はコットン/ ナイロンを 混ぜて糸にした「混紡糸」で織ったバックサテン。色は若干薄いOD で、今季、上着のM-65とはベース生地は同じでも色トーンが違います。 仕様はオリジナルから「ウェスト・股下の紐」「カーゴポケットの紐」「ウェスト裏のボタン」(次ページ)「ウェスト裏のポケット」は無くしました。さすがに、全部そのままやると、ただでさえ高すぎるパンツ がもっと高くなってしまうので。 大事にしたのは形。シルエット=パターン。これをなんの誇張も無く「まったくそのまま」にするため、解体・トレー スしました。今までも解体しないでのトレースは何回もしましたが、やはり解体すると精度が違う。
最近、解体トレースシリーズをやっているのは、今、もう一度WORKERS の「基本」を学びなおしたかったからです。ミリタリーウェアを作るなら、一度は完全トレースして、古着そのままのフォルムや縫い方をつかみたい。そのうえで、「もう少しここがこうだったら」と変えていきたい。 それと、恐ろしいですがもう少しすると日本でこういった手の込んだ製品は出来ない、もしくは出来ても高すぎてWORKERS で企画・製造することは現実的に難しくなるかもしれません。 最近「勉強半分、思い出作り半分」と冗談で言ってますが、半分本気です。 と、難しいことを書いてきましたが、軍パンに後付けパーカにG ジャン。軍パンにあえて白シャツ+ ジャ ケット。そんなコーディネートを楽しみたいと思います。
製品はNW、洗い無。生地に防縮加工が入っているので、水洗い+天日干しであれば縮みはごくわずかです。
ワーカーズ WORKERS コットン ラグラン セーターCotton Raglan Sweater (2410-RAGLAN-SW)
税込18,700円
身頃は極厚の天竺。
生地の編み方はT シャツと同じですが、極太糸を何本も編み針に突っ込んで編むことで、まるでローゲージセー ターのような厚み。さらに生地の裏側を起毛してよりセーターライクにしています。 2023年の冬も良く着ました。本当に暖かい。スウェットのような気軽さ、でもセーターの雰囲気。 リブ、針抜き本数が多い、デコボコがはっきり出るのも、よりセーターらしい雰囲気。針を抜く(デコボコをつける)ほど、伸びは良くなりますが戻りも弱くなります。そのバランスを見て適度な針抜き具合。
Raglan Cotton Sweater は袖が太く、首回りもゆったり。中にシャツを着ることを想定して型紙をひいています。元ネタ はカシミアの極厚セーター。そのゆったりしたシルエットでコットンセーターが着たくて作りました。
地味な変更点はWhite。が糸の色そのままではなく、一度晒し(真っ白)にしてから、Whiteに染め直しています。というのも、以前は身頃・リブ、糸の太さこそ違えど生成りはほぼ同じ色だったのが今年のサンプルを見ると全く違う。 世界中、サプライチェーンがおかしくなり「同じ規格」の糸を手配しても同じに成らない。そこで、一手間をかけてクオリティを保とうとしているわけです。 そんな素材でも単価は上がり、手間もかかり・・・ジワジワ値段が上がり申し訳ありません。
製品はNW、洗い無です。サンプルを洗濯、天日干しで縮みは2-3センチ程度でした。
White
Fade-Black
Navy
Burgundy
ワーカーズ WORKERS コットン カーディガン セーターCotton Cardigan Sweater (2410-CARDIGAN-SW)
税込22,000円
身頃は極厚の天竺。
生地の編み方はT シャツと同じですが、極太糸を何本も編み針に突っ込んで編むことで、まるでローゲージセーターのような厚み。さらに生地の裏側を起毛してよりセーターライクにしています。 2023年の冬も良く着ました。本当に暖かい。スウェットのような気軽さ、でもセーターの雰囲気。 リブ、針抜き本数が多い、デコボコがはっきり出るのも、よりセーターらしい雰囲気。針を抜く(デコボコをつける)ほど、伸びは良くなりますが戻りも弱くなります。そのバランスを見て適度な針抜き具合。
カーディガンもラグランとほぼ同じゆったりシルエット。以前作ったカーディガンはもう少し袖を細く、すっきりシルエットを重視しましたが、着脱ぎの時にちょっと大変。そこで、今回は「着るときはスポっと腕が入り、脱ぐときも引っかかりにくい」寸法に修正・ 変更しています。 地味な変更点はWhite。が糸の色そのままではなく、一度晒し(真っ白)にしてから、Whiteに染め直しています。というのも、以前は身頃・リブ、糸の太さこそ違えど生成りはほぼ同じ色だったのが今年のサンプルを見ると全く違う。 世界中、サプライチェーンがおかしくなり「同じ規格」の糸を手配しても同じに成らない。そこで、一手間をかけてクオリティを保とうとしているわけです。 そんな素材でも単価は上がり、手間もかかり・・・ジワジワ値段が上がり申し訳ありません。 製品はNW、洗い無です。
サンプルを洗濯、天日干しで縮みは2-3センチ程度でした。
Fade-Black
Navy
ワーカーズ WORKERS ビックキャット シャンブレー ワークシャツ BIG CAT Work Shirt (2410-BCWSH-CH)
税込17,600円
ベーシックなワークシャツ。BIG CAT???そう、元ネタはBIG M・・です。
YANKとかではなく、もう少し 「何でもないワークシャツ」 をモデルに作りました。 仕様、トリプルのチェーンステッチで縫い合わせ。脇にマチあり。 フロントは上前・下前、それぞれ幅の違うダブルのチェーンステッチ。 袖口開きは通称「イッテコイ」始末。袖を太めパターン、肘上までしっかりまくれます。 身頃は15(M)サイズで57-8センチ、着丈が76-7センチ。シルエットでいうと、今のModifiedBDに近いですが、背中にタックが無い分肩幅が49センチで広い。少し、肩が落ち気味でゆとりがある。これがワークシャツのシルエット。 製品はOW済です。
素材、ブルーシャンブレーは色糸部分がインディゴ染。着て、洗ってを繰り返すと首回りから色落ちが始まり、最終的にはガラッと雰囲気が変わります。巾の狭い耳付き(セルビッジ付き)。脇のマチ部分に耳を使っています。
素材、ホワイトは生成り糸なので洗いこむと白っぽく変化します。 本来、シャンブレーは「タテに色糸、ヨコに生成り糸」なので、ホワイトシャンブレーというとちょっと定義からずれますが、生地としてはインディゴのシャンブレーとほぼ同じ厚み。5オンス程度、かつ、平織りで高密度では無いので通年着られます。これが、同じ5オンスでも高密度だと夏場は暑くて無理です。
ワーカーズ WORKERS ビックキャット デニム ワークシャツ BIG CAT Work Shirt (2410-BCWSH-DNM)
税込17,600円
ベーシックなワークシャツ。BIG CAT???そう、元ネタはBIG M・・です。
YANKとかではなく、もう少し 「何でもないワークシャツ」 をモデルに作りました。 仕様、トリプルのチェーンステッチで縫い合わせ。脇にマチあり。 フロントは上前・下前、それぞれ幅の違うダブルのチェーンステッチ。 袖口開きは通称「イッテコイ」始末。袖を太めパターン、肘上までしっかりまくれます。 身頃は15(M)サイズで57-8センチ、着丈が76-7センチ。シルエットでいうと、今のModifiedBDに近いですが、背中にタックが無い分肩幅が49センチで広い。少し、肩が落ち気味でゆとりがある。これがワークシャツのシルエット。 製品はOW済です。
素材、デニム2色、ブルーはインディゴ染、ブラックは硫化染。シャンブレー以上に色変化が激しい素材。 ジーンズと違い、シャツは着れば必ず洗います。変化が早くわかるのが嬉しい、でも気づくと「色落ちすぎだな・・・」となって、まだ着たい、でもさすがに殿堂入りか・・・と悩む素材でもあります。 シャンブレーが平織りで最初固さを感じるのに対し、デニムは綾織で同じぐらいの厚み(打ち込み本数)だと柔らかく感じます。これは、糸の交差する点が平織りより綾織のほうが少ないから。生地になっても糸が動きやすいといえば想像できるでしょうか。だから、体が動いた時に多少、生地が伸びたりしてデニムのほうが着こむとヤレた感じになるわけです。
Indigo-Denim
Black-Denim
今回の入荷もかなりのボリュームですね、、、。
これは3連休が盛り上がりそうです!
ご来店、ご試着お待ちしております!
それでは。
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