バンドカラーにシャツジャケットを羽織って。

こんにちは。
アンドフェブのニシヤマです。

ワーカーズの7月デリバリー紹介も今日でラスト。
最後はシャツとシャツジャケットをご紹介します。

秋冬アイテムとはいえ
夏～秋の早い時期に着れるものが揃っているのがありがたいですね。
相変わらず価格も非常にリーズナブルなワーカーズ。
前に紹介したチノパン等に合わせて是非。

ワーカーズ WORKERS M43 シャツジャケットヘリンボーン M-43 Shirt Jacket (2407-M43SH-HRB)

税込19,800円

米軍古着で通称「M43」と呼ばれる二つポケット・腰丈のシャツジャケット。
当時の資料には「JACKET, HERRINGBONE TWILL」とあり、説明書きには「短い丈、裏地無し。丈夫な綿の綾織生地で出来た戦闘および雑役用ジャケット」参考にしたオリジナルは13スターの金属タックボタン。それをWORKERSでは4つ穴の樹脂ボタンに変更。理由は素材。今回、薄手のデニムとギンガムで「夏の終わりの羽織もの」もラインナップ。重い金属タックボタンでは生地がだれてしまってNG。そこで、古着でたまに見かける4つ穴樹脂ボタンを採用。樹脂ボタンなら軽く、薄手の素材にもバッチリ。
ヘリンボンは9.5オンス程で秋口から。世の中のカジュアル化と温暖化で、ニット or スウェット+シャツジャケットで過ごせる時期が長くなりました。ただ、「シャツジャケットに5オンス」ではちょっと心もとない。オックスやシャンブレーのシャツが5オンスなのであれを想像してください。春は良いけど、秋以降のシャツジャケットが5オンスでは薄い。かといってカバーオール着るほどではない。そんな時に、こういう「腰丈のブルゾン替わり」になるシャツジャケットがあると便利です。製品はOW済です。

Herringbone-OD 36着用

Herringbone-2Tone 38着用

ツートーンはポケットの配色がことなっています。

ワーカーズ WORKERS M43 シャツジャケットブラックギンガム M-43 Shirt Jacket Black Gingham (2407-M43SH-BG)

税込18,700円

ギンガムは3オンス程度、本当に「シャツ生地」。
今回、自分で一番企画したかったのがこの「シャツ生地」で「ミリタリーブルゾン」という異なる素材・デザインの組み合わせ。
この厚みなら真夏でも羽織りに使えます。製品はOW済です。

Black-Gingham　38着用

ワーカーズ WORKERS ブロードクロスバンドカラーシャツ Band Collar Shirt Broadcloth (2407-BCSH-BC)

税込16,500円

ビンテージ、おそらくイギリスミリタリー物と思われるバンドカラーシャツから着想を得て作りました。
着丈はオリジナルが80センチを超えるのを、WORKERSは76センチ程に変更。裾を出しても、入れても着られる、WORKERSが考える「Modified」な着丈。肘巾にゆとりを出す。シャツを着て、体を動かしたとき突っ張らない為には、身頃のゆとりだけでなくこの「袖幅のゆとり」も重要です。フロント部分は左右が丸く、重なりのある作り。一説には「下着の代わりだった」などと言われる古いシャツの仕様。（ただ、下着の変わりとするとちょっと汚い・・・）今ではそれがクラシックな雰囲気。

素材、いずれも3オンス程度。ネイビー/ベージュのほうが織り糸が細いのでブロード、もう少し太い糸で織っているギンガムとストライプはポプリン。

このシャツは、家人がユニフォームのように仕事で着るので定期的に作らされます。ブロードやポプリン、ハケメ（今回のブロードはかなり近い）のようなツルッとしたシャツ生地が特に気に入っているそうです。仕事が美容師なので、作業するとき襟が邪魔にならない。切った髪の毛が引っかからない滑りの良いシャツ生地。背面、左右にタックがあり両腕を前に出しても突っ張らない。樹脂ボタンは洗濯で割れる心配がなく、毎日気兼ねなく洗える。洒落たデザインながら「実用的」なシャツです。